当然ここは人気。
不良馬場のスプリンターズSを逃げ切った実績なら、馬場の悪い今の京都もこなせるはず。
…と、普通はそう考える。
ただ、オレみたいな天邪鬼になるとそうは思わない。
まずスプリンターズSは定量戦。
古馬が57kgを背負うのに対し、当時3歳牝馬のアストンマーチャンは53kgという恵量で出られた。
その差が大きかったとオレは思う。
その証拠に次走のスワンS。
GⅠを勝って斤量55kgとなったこのレースでは14着惨敗。
これを考えると今回は56kg、牡馬換算なら58kg。おまけに休み明け。
それに中山と京都はコース形態もまったく違う。
1400mだったとはいえ京都でのスワンSが負けすぎ。
素直に◎を打つことはできないね。
そこで◎は⑩プリンセスルシータ。
まず馬場。内がかなり荒れている現状。そこを通らざるを得ない先行馬はにはまず触手が伸びない。
やっぱり外の好位差し馬を狙うのがセオリー。
そしてローテーション。このレースは淀短距離S組が好相性。
この馬も前走は淀短距離S。4着に負けたとはいえコンマ3秒差なら問題ない。
さらにハンデ戦で今回52kg。
同じく淀短距離Sに出走した①ファイングレインが1kg増、④クールシャローンが据え置きなら今回2kg減となるこの馬には有利にならないか?
相手○は⑨アイルラヴァゲイン。
とにかく堅実。大崩れは無い。
そしてこの馬のレースっぷりは先週の京都牝馬Sで2着に粘ったザレマとイメージが重なる。
なら買いでしょう。
関東からわざわざ松岡も乗りにくるくらいだ。大目標は先とはいえ、ここは必勝体制に近いんだろう。
穴☆は⑭サイキョウワールド。
最近の成績はパッとしないが1200mなら4-6-3-3と堅実。
馬自身体調も良いらしく、四位で54kgならここは警戒すべきでないか?
【買い目】
◎⑩プリンセスルシータから馬連流し
相手
○⑨アイルラヴァゲイン
▲④クールシャローン
△⑫アストンマーチャン
×⑥ペールギュント
☆⑭サイキョウワールド
世間はまだ真冬。でも競馬界は春の大舞台に向け動き始めた。
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